キミのカタチをした淡い光

ボクが迷いの中で見た
キミのカタチの淡い光
桜色の輪郭はぼやけて
薄くまばゆく揺れていた

勢いで消したアドレスと
消えてくれない囁きと
想い出にもなれないくせに
こころに居座るキミの光

春はぬるい風を連れて
汗ばむ肌を溶かしながら
大事なことを
どうでもいいことにしてゆく