2007-10-05から1日間の記事一覧

キミのカタチをした淡い光

ボクが迷いの中で見た キミのカタチの淡い光 桜色の輪郭はぼやけて 薄くまばゆく揺れていた勢いで消したアドレスと 消えてくれない囁きと 想い出にもなれないくせに こころに居座るキミの光春はぬるい風を連れて 汗ばむ肌を溶かしながら 大事なことを どうで…

こんな心もう要らない

こんな心もう要らない 些細な風に揺れてばかりで ちっとも前に進まないこんな心もう要らない もっと鈍感な 誰からも顧みられないことに 気づきもしない 受容器のないただの 石のような心ならよかった 水滴が躰を穿つにまかせて ただそこに在るような心ならよ…

不浄の世界で

雨がアスファルトの黒をさらに黒くするみたいに どうしようもないことに ぼくらはその罪を重ねて深くして 光の届かない泥土のなか 恋することをやめられずにただ互いを貪った不浄なこの世界で ふたりの肌の隙間に入り込むのは 厭わしい闇だけでだから、キミ…

星のない夜つまりキミがいない夜

やっと連休にたどり着いた。しかし、調子は低調で上がる気配もないワケで、このまま低空飛行を続けていくのかと思うと、いっそのこと一回墜落してしまった方が楽なのではないかと思ったりする。 まあ、気分屋なので今はそう思っていても、少し経てば回復する…