夢という無責任な言葉を二度と言うな

「遠い太鼓」読了。
面白かった。旅行記なんて読むのはホント珍しいんだけど、すぅっと読めちゃう感じ。文章が上手いんでしょうね。
イタリア(特にローマ)が、路上駐車は凄いわ、物はすぐに盗まれちゃうわで、かなりめちゃくちゃな国というふうに描写されていて、少なくともイタリアには行きたくないなぁと思った。まあ、この本は1986年から1989年までのお話でありまして、今とはかなり違っている部分もあるのでしょう。
何せ日本に帰ってきたら、今で言うバブルの真っ只中で違和感を覚えたみたいにあとがきに書いてあったくらい昔の話だものね。