春の終わりが夏の始まりとは限らない

「春の朧夜にパラレル・スリップ」というイベントへ。
あんまり予備知識のないまま、そして事前に調べる気力もないまま、桜咲千依さんと、やぱアニの9女宇田川紫衣那さんがご出演されるという情報だけで。
結論から言うと、朗読劇+ちょこっとライブのような。チケット完売とのことで早めに手配していて良かったなぁと思った。
会場は「絵空箱」というところ。15時開場、15時30分開演。
絵空箱は地階にあるライブハウスではなく、1階にあるスペースで光をさえぎるのに入場後シャッターを閉めるという不思議な感じ。
そーかーライブハウスが地下にあるのは防音のためだと思ってたけど、遮光のためもあるんだろうな。あ、でもお洒落な空間でしたよ。ドリンクもお洒落だった。
1番手は田中まやさん。お一人で何役もこなしながら、歌も歌う、お話もご自分でということで、多才なところを拝見できました。お母さんが娘に語るガールミーツボーイ。幼少期にそんな思い出がオレにもあればここまで歪まなかったとかそんなことを思う。
で、2番手が千依さんを含む星月夜(スターリーナイト)。木ノ下ひよ子さん、小川綾子さん、桜咲千依さんの3人ということらしいです。千依さん以外のお二人は初めて拝見しました。
朗読劇は2本。「写真と声の『DOCUMENT』」は、ちょっと不思議な感じの物語。あえて全部を語らないことで設定を観客の想像させる手法?千依さんは語りでした。こういう落ち着いた千依さんは貴重だなぁと思った。
「春を待つ狐」は、うってかわって絵本のような。狐の3兄弟が出てきて、千依さんは安定の末っ子。ほっこりするやさしいお話でした。
アコギでBGMを演奏したワタルさんは、いつかのライブで相川なつさんとのステージを見たなぁという記憶。意外に男性の顔の方が覚えてるもので。
歌も一曲。「夏色の翼」っていう歌だったらしいよ。
3番手はミステリーガールズ。たくさんオンナノコが出てきて(10人くらい?)誰が誰やら。でもさすがに紫衣那さんと、この前「645」で拝見した山口怜夏さんは分かりました。
あえてファーストネームしか公開しないのは、匿名性?ユニットの統一感?というような効果を狙ってのものかとは思うのですが、名前を売りたい新人声優としては、マイナスなんじゃないのかなぁ思わなくもありません。
観客としては単純に誰なのかを調べにくいというのもあり。ネットで調べれば分かるんだろうけど、そこまでの気力がないというのが正直なところ。
内容は、「怖い話」とのことだったので怖い話が苦手な当方としてはあんまり居たい空間じゃなかったんだけど、何とか耐えられた。
ラストの歌はダンスも揃っててよかったです。オンナノコが群れてダンスしながら歌うのって…いいよね!
終了後、飲み終わったグラスをカウンターに返しにいったところで、下釜千昌さん発見!ご挨拶もできました。よかった。
帰りは飯田橋駅まで歩いて、秋葉原に行って「最大往生」やったり。夜が寒くもなく暑くもない。今くらいがいちばんいいな。