日曜日が切なくなくなったのはいつからなんだろう

日曜日が切なくなくなったのはいつからなんだろう。
子供のころは確実に日曜日の時間経過を恐れながら過ごしていた。翌日の学校が嫌で、朝遅く起きて午後の声を聞いて夕飯を食べてテレビ番組を見ながら、少しずつ明日が近づくのを感じて、恐れは増していった。
今は別にそうでもない。むしろ暇な休日をぼんやりと所在無く過ごしながら、明日が始まるのを待つ心すら自身の内部に感じる。実際明日も休みだとしたら少し、困る。
平日の魅力が増したのか、休日のそれが減じたのかというならば、多分後者で、休日を上手にむさぼるように過ごせなくなっている。昨日はゲーセンに行って楽しかったけど、今日は市内を散歩する予定を冬の寒さがくじいたから、一日中家にいて昼寝をするかアニメを見ているかのどちらかだった(で、今は日記を書いている)。デジカメも持ち歩くことが少なくなった。秋を撮ることもなく、いつの間にか冬になっていたような気がする。
終わるのが切なくなるような休日をもう一度取り戻したい。