子供のままでいる方法、大人になる方法

今週のお題「好きなアニメ映画」
お題というものに初めて答えてみます。つうか12年前の日記から貼り付ける。カウントダウン形式。

第5位・・・「オネアミスの翼王立宇宙軍」(別に劇場で見たのではなく、後でビデオで見たのですが)

 周囲の無理解と戦いながら、宇宙に行くという目的のために必死になるシロツグたちを、当時アニメやゲームに夢中になっていた自分に重ね合わせるとやっぱり泣けてしまいます。その行為自体の意味を考えるよりも先に、やりたいことをやり遂げるということはそれはそれで素晴らしいことだと思わせてくれました。森本レオの声もステキだし。

 第4位・・・「ルパン三世カリオストロの城

 宮崎作品で挙げるならこれ。ラストのセリフ、「泥棒はまだできないけどきっと覚えます」とか「ヤツはとんでもないものを盗んでいきました・・・あなたの心です」とかはもちろんですが、他にも、不二子の「時には味方、時には敵、恋人だったこともあったかな・・・」、銭形の「ルパンを追っててとんでもないものを見つけてしまった。どうしよう」とか細かいセリフ回しが印象的です。つーか、オイラのペンネーム&ハンドルネームはクラリスから取ったんですよね(苦笑)。もう10年以上前の話なのですが。

 第3位・・・「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙」

 最初に見たのは小学校低学年の頃でしたので、当時の気持ちは思い出せないのですが。凄く混んでいて、立ち見だったことは覚えています。立ち見で映画を見たのって後にも先にもこれっきり。当時の一般人も巻き込んでしまうパワーを考慮すると入れないワケにはいかないような。もちろん3作とも良いのですが、一つ挙げるならこれでしょう。ラストが感動的なので。「ごめんよ・・・まだ、ボクには帰れるところがあるんだ」

 第2位・・・「うる星やつらビューティフルドリーマー

 子供心に「押井守」の名前を強烈に印象づけた作品。原作のキャラクターを生かしつつ、原作とは違う「うる星」を見せつけられたというか。学園祭の前日がいつまでも続き、いなくなっていく登場人物。日常が少しずつズレて行く様子が怖かったなぁ。

 第1位・・・「超時空要塞マクロス愛・おぼえていますか

 「もうひとりぼっちじゃない/あなたがいるから」。バックに流れる「愛・おぼえていますか」は単なるBGM以上の力を持っていました。だって実際にミンメイが歌ってるんですぜ?ラストの「天使の絵の具」への繋ぎも泣きそうにラヴ。

…うわぁ、今読み返しても順位は変わってなかった。子供のころのインパクトを越えるのは難しいものです。観てない人には観てほしい。