ボクの羽の最後の一本をあげる

桜咲千依さんご出演の「『絵空事計画』感謝祭大節電朗読会・桜」に行ってまいりました。会場は下落合「TACCS1179」。19時開演。
仕事は午後休取って、まず秋葉原に。ゲーマーズで明日の田村ゆかりライブのためにピンクのリウムと、田村ゆかりの全曲レビューが載ってる「あにみゅ!」を購入。一応予習もしておかないと。
頃合になったので高田馬場→下落合というルートで会場に向かったのですが、高田馬場から西武新宿線の急行に乗ってしまい鷺ノ宮まで行ってしまうといううっかりぶり。
まあ、間に合ったから問題なし。下落合からは迷うことなくたどり着けたのがよかった。会場前には既に列が出来ていて、男女比からいうと女性の方が多いくらい。というか関係者なのかな?声優の卵的な?
で、開場。3列目くらいに座れた。最終的には空席もほとんどないくらい満席だったようで、多少早めに行っててよかった。出演者はちゃんと見えました。
まず事前に主催者(でいいのかな?)の津久井教生さんから諸注意。地震が懸念される情勢をおして開催にこぎつけたらしく、避難経路とか建物の耐震性とか結構気を使っておられた様子。「なんとか開催したい!」、「開催したからには無事に終えたい!」という強い熱意が伝わってきました。
ところで読み方は、ずっと「つくいのりお」だと思っていたのですが「つくいきょうせい」なんですね。個人的には「スクライド」の印象が強いなぁ。
内容はテイストの違う5つほどの朗読劇行うというもの。朗読劇ってもしかしたら見るの初めてだったかも。1本の長い話よりも飽きが来ないからこういう形式の方が初心者にはよかったのかもしれない。
千依ちゃんは主に2本目「恋する機会」、3本目「嘘」、ラスト「復讐しに来ました!?」にご出演。
「恋する機会」は家電製品(エアコンとか冷蔵庫とか)同士が持ち主にどれだけ愛されてるかで言い争う話。「機会」と「機械」をかけているのね。千依ちゃんはコーヒーメーカー役でした。最後コーヒーを吹きこぼすところが可愛かった。
確かに男って機械を擬人化して愛するところがあるかもしれない。最近のボクにとってはPSPだよなぁ。
「嘘」は、嘘をつくことの善悪を見つめなおす話(ちょっと大仰)。千依ちゃんは(アダムとイブの)イブ役でした。三好りえさん演じる蛇に騙されてりんごを食べてしまう役どころ。あっという間に騙されるイノセントな役どころはハマリ役だと思う。りえさんとの絡みでは仲がいいところが垣間見えて面白かった。
「復讐しに来ました!?」では、りえさんと姉妹でまさかの犯人役でした。犯人らしいところはまったくなかったけど。…この辺は多分文章では伝わらないよなぁ。
他の作品の感想は、長文になりすぎるので割愛しますが、全体として津久井さんの存在感が突出していてサスガという印象でした。
それにしても、朗読劇と一般的な演劇の違いは何でしょうね?セリフを完全に覚えなくてもいいというメリットはありそうだけど、その分観客が期待する演技のクオリティは高いような。台本持ってるから動かなくてもいいけど、逆にいうと動きで演技を補完することが出来ない。アニメだったら絵があるから、ラジオドラマに近いのかな?声優さんにとっては本業との差異があまりないから、やりやすいのかな?…うーん、なんか上手くまとまらない。
ともあれ明日もイベント。武道館は1年ぶりだ。