名前をしらない星を見上げて

地震
起こったときは職場にいました。大きい建物でも結構な揺れだったのですが、仕事中故テレビを見ることもなく、震度7という情報は聞こえてくるものの、東北があんなに酷いことになっていることは、三崎口駅にたどり着き車のラジオをつけるまで知らなかった。
仕事終わってからは、京浜急行はストップしているという情報は得ていたので、ゲーセンに行ってればそれまでに復旧するかなぁと甘い見通しで21時くらいに横須賀中央駅に行ったら今日中には復旧しないという張り紙。
タクシーは長蛇の列だし、バスを待つにも動いてるんだか止まってるんだか。仕方がないから歩いてみるかと思い、衣笠方面へ。携帯の電池が切れ掛かって大変心細いが、コンビニに寄っても充電器は売り切れ。みんな携帯に頼ってるなぁ。それでもチョコレートで栄養補給。コンビニありがたい。
プロ野球のシーズンだったらいつも携帯ラジオ持ってるんだけど。ラジオがあれば色々情報も得られたのになぁと後悔しきり。
衣笠十字路ではバスを待ってる人がいて、ちょっと待ったけど全然来ないので、業を煮やして再度歩き始める。そのちょっと後、バスに追い抜かれてギャー!待ってりゃよかった。色々裏目に出る日です。ここではタクシー混んでなかったから乗ってもいいかなと思ったものの、タクシー嫌いなのです。
そうそう、鞄の中に月曜日、千依ちゃんに貰った使い捨てカイロがあったので助かりました。お芝居の会場が寒いからということで配られたもの。当日使わなくてよかった。
衣笠町(衣笠インター辺り?)に差し掛かる辺りから、停電で信号も街灯が消えていて、民家の明かりも当然ないから、横を通り過ぎる車のヘッドライトの他は真っ暗。対向車のライトはハイビームでむしろ目がくらむし、夜目が効かなくなるしで怖かった。コンビニも閉まってるし非常事態を思わせる。その代わり星はいつになく良く見えた。
林の交差点を過ぎて、長井を過ぎて、ようやく三浦市。新聞の配達所では早くも作業が始まってた。そして、臨海高校の近くのセブンイレブンの灯りが!ようやく停電が直ったかと思い、ハッピーターン250%とコーヒーで栄養補給。この時点で1時30分くらい。上り坂つらい。革靴痛い。
そんなこんなで三崎口にたどり着いたのは2時を回っていました。で、ラジオつけて津波のニュースを聴いてゾッとした。
疲れたけど、それだけで済んだんだからありがたく思わなければね。
ちなみに自室はCD、DVD、コミック、小説が散乱してました。