オレを断罪してくれ、切り裂いてくれ

昨日に引き続きドラクエ9の話。
SSBだホイミテーブルだと、なにかと騒がしいドラクエ9周辺ですが、何となく乗り遅れてる当方です。種すら確実にドロップする方法が見つかっているそうで、この辺の裏技(という言葉も古くさいけど)というか、解析技というか、発見する人はすげぇなぁと思う。ゲームをプレイするだけじゃ飽きたらず、こういう抜け道を探すのが好きな層って昔も今もいるんだね。(幾分恨みがましく)
中断技や3倍買いには、後ろめたさを覚えながらも、どんなもんかなぁと思ってこっそり手を出してしまっているので、何にも言えないんだけど、少なくとも確実にゲームの寿命は短くなるよね。まあ、やるべきゲームは世の中に溢れているから寿命は短い方がいいのかもしれないが。
ところで、この後ろめたさの正体はなんだろう。ゲームにおいてどんな手段を用いようと他人に迷惑をかけなければいいのだとは思うし、そう思ったからこそ中断技や3倍買いはしたのだが、スッキリしない気持ちは確実にあるんだよなぁ。
オリンピックを見ていて、競技には必ず審判がいて、微妙なプレイの場合、審判がダメと言ったら失格、言わなければそのままというのは厳しい反面、ある意味楽だなぁと思いました。善悪の判断を他人に託してしまえるという意味でね。こっそり反則しようが、ドーピングしようが「バレなきゃイカサマじゃないんだぜ」的な居直りが可能でしょ。
実生活にせよゲームにせよ「正規のルール」を守りたいという感覚はボクにもあるんだけど、明らかな法律違反未満の「やるべきでないこと」の基準は本当に人によって様々です。簡単に言うとやっちゃいけないことがよく分からないんだよね。審判いないし。自分が問題ないと思っていた行動が、他人にとっては反則かもしれない。自分ルールだけで生きていけるほど独善的にはなれませんし、なりたくもありません。他人の目ってやっぱり気になりますよ。そういう過程を通じて、自分の中の審判を世間一般にアジャストしていくのって重要だと思う。
つまり、後ろめたさは「中断技、3倍買いって、やってる人はたくさんいるにせよ、もしかしてルール違反じゃね?」と自分内審判が囁いたということなんでしょう。結果として「まあ、セーフ?(疑問形かよ)」という判断を苦々しく下したからこそやっちゃったワケですが、アウトだと思っている人もいるよね。
よく分からないのは、悪いことをやってるという自覚はあるらしいのに、それを自慢する層。「悪いことができる=すごいこと、偉いこと」と思っている節がある。
悪いことをやってしまったら、懺悔をするときを除いては人に知られないようにするのがボクの価値観なんだけどなぁ。(だから今日の文章はちょっと懺悔めいています)
ドラクエ9はハイスコアを狙うようなゲームではないし、基本自分のROM内で完結するゲームだから、チートで自キャラを強くしようがその人の勝手ではあるんだけど、そういう行為を良しとしないプレイヤーが相当数いるということは了解しておきたいと思った次第。ゲームやりながらそんなこと考えたくないのだが。
それにしても文章がまとまらない。しょんぼり。