明るくなる見込みのない暗闇

三連休最終日。ぼんやりと三溪園というところにいってまいりました。
前々から行きたいと思っていたところ、ちょうど、横浜開港150周年記念特別展「原三溪と美術−蒐集家三溪の旧蔵品」というのをやっていたので。
原三溪というのは明治時代のお金持ち。色んな美術品を蒐集したり、全国から気に入った建物も移築させて広大な庭を造ったりした人という認識です。無茶な。
横浜線根岸駅から歩いていったら30分くらいかかった。おまけに正門ではなく南門(裏門みたいな)に着いてしまい、相変わらずの方向音痴っぷりを発揮。まあ、南門からでも入場は出来たのでよかったのですが。
園内はものすごく広い日本風の庭園で、それなりの趣は感じられたのですが、連休中だし特別展もやってるしということで人が多くて興をそがれたというか。俺もその中の一人だけどなー。
特別展は美術を鑑賞する目というのがぜんぜん育ってないのは承知の上で書きますが、「松に叭叭鳥図 柳に白鷺図屏風」(狩野永徳)、「秋草鶉図」(酒井抱一)あたりが印象に残ってます。宮本武蔵が書いたという「蓮池翡翠図」というのもありました。ふーんと思う。
帰りは正門からやっぱり根岸駅まで歩いて帰りました。で、横浜に出てソフマップとかヨドバシカメラとかアニメイトとか。こっちの方が性に合ってるとは思うんだけど…。