セックスってコレよりキモチイイの?

FLIP-FLAP」面白かった。
とよ田みのると言えば「ラブロマ」も結構好きだったけど、これはもうボク自身がゲーム好きってこともあって感情移入できた。悔しいくらい。
題材はピンボールでいわゆるビデオゲームとは違うんだけど、対象に没入していく構図はピンボールビデオゲームも変わらない。場所は同じゲーセンだしね。
まあ、村上春樹の「1973年のピンボール」を読んだときも思ったけど、ピンボールの方が一般的な理解は得られやすいというか物語になりやすいんだろうなぁとは感じたけどさ。例えばダーツはカッコ良くて、シューティングはオタクっぽいとかそんな感じ?上手くなるのに努力が必要なのは変わらないけど、問題は絵になるかならないかなのかも知れない。
逆に「他者からの理解の得られなさ」にひねくれた誇りを感じてしまう我らでもあるのですが。「カッコ悪いのがカッコいい」みたいなね。…話逸れました。
確かにピンボールに特有な動作(つうか操作なんでしょうね)として台を揺らすというものがあります。さすがにティルトって単語くらいは知ってたけどね。与えられたインターフェイスだけじゃなくて台を揺らしてボールをコントロールしちゃうなんてことは確かにビデオゲームには出来ないワケで、何か必殺技めいていて羨ましいなぁ。